未来把握
未来を把握する
「なぜか?」を知って危機感を持つ。
みなさんは明日地震が来るとわかっていながら、なんの対策もせずテレビを見ているだろうか?
そんなんことはないと思う。必死に荷物をまとめて安全なところに避難するだろう。
同様に将来幸せになりたければ待っている未来をしっかりと把握し、対策する必要がある。
今の私たちが生きているこの社会を見渡して欲しい。
私たちの将来を国や企業が守っていくれるだろうか?
現実はそうではない。
今の若者が定年を迎え、老後の生活を始める頃には年金なんてものは無くなっているだろう。
次に説明する問題を理解し、スキル・知識を身につけ対策する必要がある。
待っている未来
◆年金問題、終身雇用の消滅
麻生さんの「3000万円貯めてくれ」発言や、トヨタの社長、経団連会長の「終身雇用は無理だ」などの発言にもある通り、国も企業も自分たちも守っていくれない時代になっているのである。
昔のような大企業に就職すれば一生安泰という概念はもう古い。
車を買い、家を買い、家族を養い、その上で将来3000万円貯めることができるだろうか?
◆外国人労働者の増加で日本人の価値は低下する
工場やコンビニ、ましてや企業の戦略室などの根幹にまで外国人が採用されてきている。
安くてよく働くからである。
また少子高齢化により日本の消費が減ってくると、企業は海外へ目を向ける。その場合に重要なのが「グローバル人材」である。
グローバル人材とは単に英語が話せるということではなく、仕組みを作れる人材のことだ。
義務教育に染まってしまっている日本人はこれができず、そうなると外国人が重宝されるようになる。
◆AIの進化・自動化が進めば人は不要
サラリーマンのほとんどは株式会社に勤めているだろう。
ここで理解しておきたいのは、株式会社は社長のものではなく株主のものであるということ。
同じ成果を出すのに、AIや機械で済めば人間は必要なくなる。
黙って働く機械があれば、人件費がかかる人間はいらなくなるのだ。
ましてや株主は利益しか見ていない、社員に情など無い。
人がばっさり切られる時代はすぐそこまできているのだ。
今やらないといけないこと
これまで話した通り、これからの日本は終身雇用は確約されない・年金は出ない、
そんな時代になっていく。
それを理解した上で、待っている未来を把握し対策しておく必要がある。
仕事に必要なスキル、お金の知識、今後必要になるものがなにかしっかりと考え、
将来幸せに暮らせる基盤を作っておかないといけない。
ただぼーっとテレビを見ているのではなく、情報収集し日々成長し続けることで、自分たちの将来は変えられるのである。
これを読んでくださったみなさんも、一度今の自分と将来の自分をしっかりと見つめ直し、何をやらないといけないか考えてみて欲しい。
人生死ぬまで勉強