論理的思考スキル1
目次
論理思考スキル
結論:掛け算の法則でスキルがあっても、論理的思考スキルがなければ無意味
◉フェルミ推定:答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解・不正解を見る思考力
店舗の売上計算の場合
月の売上がいくらなのか、その答えの正解・不正解ではなく、なぜその売上になるのかを説明するロジックが正解か不正解かをみることが重要です。
《ロジカルシンキング》 〜要素分解をする〜
時間、回転数、来店数、売上、営業日、原価、コスト、経費などのフレームワークを作っておくことで、そこに数字を当てはめるだけで利益を計算することができます。
ビジネスでは顧客視点を論理的に証明、追求することが重要
◉コピルニクスの地動説思考が最重要
・自分の事業にお追い込みを抱いてしまう。
・自分の見える視野が決して正しくはないという考え。
・しっかりとしたデータに基づく事実が必要。
捨てないといけない2つの思考
・分断思考
・ネガティブ思考
分断思考:この世界は単純に2つに分けることはできない。
金持ち/貧乏、先進国/途上国、幸せ/不幸、サラリーマン/フリーランス
人はこういった考えをしてしまいがちですが、実際は人の価値観や線引きの違いなどにより単純に2つに分けることはできません。
白か黒ではなく、中間もあるというグラデーション理解が必要不可欠
例:飲食店を出す際の立地選択
単純に交通量が多い=良い、交通量が少ない=悪いというように考えるのではなく、
交通量が多い場合の家賃が高い、人が多く必要などのネガティブ要素、交通量が少ない場合の家賃が安い、人が少なくて済むなどのポジティブ要素も含めて考える必要があります。
あくまでも利益を出せるかどうかを考えることが大切です。
ネガティブ思考:ネガティブなニュースを疑う。
人はネガティブなニュースに共感しがちです。
メディアなども人間のネガティブセンサーをうまくコントロールしています。
感染症や戦争などのネガティブなニュースが目につくが、実際は感染症は減っていたり、戦争もひと昔前に比べるとかなり減っているという事実があるのです。
メディアの裏づけというものがとても重要で、自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要です。